11月23日PIR　 Radio New Zealand International
世界銀行はトンガ政府やNGOに対し無償資金協力を行うことを決定した。トンガ国民の5人に1人は生活に必要な基本的なものを得ることすら困難な状況にある。世界銀行から提供される900万米ドルの一部は、臨時雇用の創出に役立てられる。過去10年の間でトンガの貧困は深刻化している。国民の中には、働いてはいるものの、給料が入ったら食糧を買い、請求書の支払いをするだけで精一杯で、子供の将来のために貯蓄をすることができない人々がいる。トンガの貧困が深刻になった直接的な原因は、海外に住むトンガ人からの送金が急激に減少したことにある。トンガ国民の中の約3万人が世界銀行からの援助金による恩恵を受けると見込まれている。