2023.03.10
アメリカ外交政策の中長期的展望と日本の課題
【対談動画】2023年の米国:対中政策議論の現状
笹川平和財団日米グループでは、3月9日(木)に、「アメリカ外交政策の中長期的展望と日本の課題」プロジェクトより松田康博氏(東京大学東洋文化研究所教授)をゲストにお招きし、「2023年の米国:対中政策議論の現状」と題する対談を実施いたしました。中国、台湾をめぐっては、ナンシー・ペロシ下院議長の訪台、半導体輸出規制、気球問題など、常に米国における議論の中心となっています。本対談では、モデレーターに秋田浩之氏(日本経済新聞社コメンテーター)をお迎えし、現在のアメリカにおける中国、台湾海峡をめぐる議論はどのように展開されているのか、松田氏がアメリカで直接現地調査をされて得られた知見も踏まえ、お話しいただきました。
対談動画は下記よりご覧いただけます。
対談動画
(1)収録日 | 2023年3月9日(木) |
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(2)メインスピーカー | 松田 康博氏(東京大学教授) |
(3)モデレーター | 秋田 浩之氏(日本経済新聞社コメンテーター) |
(4)使用言語 | 日本語 |
*本対談における議論は全て参加者個人の見解によるものであり、笹川平和財団、また参加者の所属する機関の見解を代表するものではありません。
松田康博(まつだ・やすひろ)
東京外国語大学大学院地域研究研究科修了。慶應義塾大学より博士(法学)を取得。1992-2008年防衛庁(省)防衛研究所で助手・主任研究官。2008年東京大学東洋文化研究所准教授を経て、
現在:東京大学東洋文化研究所教授、専門はアジア政治外交史、東アジア国際政治研究、中国および台湾の政治・対外関係・安全保障、中台関係論、日本の外交・安全保障政策。
主著:松田康博『台湾における一党独裁体制の成立』(慶應義塾大学出版会、2006年)、松田康博編著『NSC 国家安全保障会議―主要国の危機管理・安保政策統合メカニズム―』(彩流社、2009年)、家近亮子・松田康博・段瑞聡編『〔改訂版〕岐路に立つ日中関係―過去との対話・未来への模索―』(晃洋書房、2012年)、家近亮子・唐亮・松田康博編『〔新版〕5分野から読み解く現代中国―歴史・政治・経済・社会・外交―』(晃洋書房、2016年)、松田康博・清水麗編著『現代台湾の政治経済と中台関係』(晃洋書房、2018年)、川島真・清水麗・松田康博・楊永明共著『日台関係史―1945-2020―〔増補版〕』(東京大学出版会、2020年)など。
現在:東京大学東洋文化研究所教授、専門はアジア政治外交史、東アジア国際政治研究、中国および台湾の政治・対外関係・安全保障、中台関係論、日本の外交・安全保障政策。
主著:松田康博『台湾における一党独裁体制の成立』(慶應義塾大学出版会、2006年)、松田康博編著『NSC 国家安全保障会議―主要国の危機管理・安保政策統合メカニズム―』(彩流社、2009年)、家近亮子・松田康博・段瑞聡編『〔改訂版〕岐路に立つ日中関係―過去との対話・未来への模索―』(晃洋書房、2012年)、家近亮子・唐亮・松田康博編『〔新版〕5分野から読み解く現代中国―歴史・政治・経済・社会・外交―』(晃洋書房、2016年)、松田康博・清水麗編著『現代台湾の政治経済と中台関係』(晃洋書房、2018年)、川島真・清水麗・松田康博・楊永明共著『日台関係史―1945-2020―〔増補版〕』(東京大学出版会、2020年)など。
秋田浩之(あきた・ひろゆき)
1987年 自由学園最高学部卒、日本経済新聞社入社。92年 米ボストン大学大学院修了。北京支局、東京本社編集局政治部、ワシントン支局、政治部次長、編集委員兼論説委員を経て、
現在:日本経済新聞社 本社コメンテーター。
主著:秋田浩之『暗流:米中日外交三国志』(日本経済新聞出版、2008年)、秋田浩之『乱流 米中日安全保障三国志』(日本経済新聞出版、2017年)、森本敏・秋田浩之編著『ウクライナ戦争と激変する国際秩序』(並木書房、2022年)など。担当分野は外交・安全保障。2018年度ボーン・上田記念国際記者賞受賞。
現在:日本経済新聞社 本社コメンテーター。
主著:秋田浩之『暗流:米中日外交三国志』(日本経済新聞出版、2008年)、秋田浩之『乱流 米中日安全保障三国志』(日本経済新聞出版、2017年)、森本敏・秋田浩之編著『ウクライナ戦争と激変する国際秩序』(並木書房、2022年)など。担当分野は外交・安全保障。2018年度ボーン・上田記念国際記者賞受賞。