笹川平和財団では、グルジアのマイア・パンジキッゼ外務大臣の初来日を記念して、講演会を開催致します。

　パンジキッゼ外務大臣は、日本とグルジアとの関係強化を目的に、5月21日から24日まで来日されます。この貴重な機会に、「グルジア外交政策の優先課題と現状」についてご講演頂くことになりました。

　グルジアでは2012年10月に議会選挙が行われイヴァニシヴィリ博士率いる野党連合「グルジアの夢」が、サーカシヴィリ大統領率いる「統一国民運動（ＵＮＭ）」を破り、過半数以上の85席を獲得して勝利しました。その結果イヴァニシヴィリ博士が首相に就任し、野党連合「グルジアの夢」スポークスマン兼中央事務所長であったマイア・パンジキッゼ博士は外務大臣として入閣しました。

　今回の講演会では、前政権下で発生した南オセチア紛争により断絶しているロシアとの関係修復を含む新政権のグルジア外交政策や、コーカサス地域をめぐる国際情勢の変化についてお話いただきます。また、2012年に外交樹立20周年を迎えた日本とグルジアの二国間関係の今後の展望について語っていただきます。

　多くの皆様のご参加をお待ちしております。