2015.08.03
7月27日、パラオをはじめとする太平洋島嶼国の専門家、環境・環境法の研究者、エコツーリズムに関わる実務者の方々の参加を得て、東京で勉強会を開催しました。主な参加者は以下の通りです。
小川 和 美 氏 国際機関 太平洋諸島センター 所長
藤稿 亜矢子 氏 東洋大学国際地域学部 准教授
真板 昭 夫 氏 北海道大学大学院 国際広報メディア・観光学院 特任教授
三田 貴 氏 大阪大学未来戦略機構 特任准教授
はじめに、2015年4月から約1カ月間にわたってパラオで予備調査を行ったオリエンタルコンサルタンツグローバルの平林啓記次長から「パラオ共和国におけるエコツーリズム促進と観光振興」について報告を受けました。
報告内容は、こちらをご参照ください。
報告後、出席者から「エコツーリズムの定義が曖昧なので、これから議論するにあたっては、まず関係者の間で共通の概念を持つべきである」、「地域住民を主体とした持続可能な仕組みづくりのために、事前に住民の環境に対する意識を確認し、必要なキャパシティービルディングなども取り入れることが重要である」などの意見が出されました。
今後、今回の勉強会の意見を参考にしながら、「パラオ環境配慮型ツーリズム支援」事業を本格的に進めていきます。
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