事業紹介

2007年
事業

アジアの安全保障関係者の信頼醸成――ミャンマーの安全保障関係者の人材育成

事業内容
本事業は、国際社会から孤立するミャンマーの軍関係者に安全保障やグローバリゼーションに関する研修を行い、国際社会の現状について知見を深めてもらうことを目指します。当初は、ミャンマーの中堅将校や退役将校約50人を対象にワークショップを開催し、国際関係やアジアの安全保障問題に関する講義やロール・プレイングを行い、さらに研修生から選抜した約10人を日本へ招へいし、安全保障やアジアの地域情勢などに関する講義と視察研修を行う計画でした。しかし、前年度同様、本年度もミャンマー政権から事業実施許可が下りず、予定した活動を行うことができませんでした。なお、自主部分として、タイのプラティープササナ教育発展財団に委託し、ASEAN域内の有識者のインタビューなどを行い、ミャンマーの現況に対する対外的理解を高めるための環境整備(ASEANの広報活動強化など)に関する報告書を作成しました。

事業実施者 笹川平和財団 Prateepsasana Foundation for Educational Development (プラティープササナ教育発展財団/タイ) S. Rajaratnam School International studies, Nanyang Technological University(ナンヤン工科大学S・ラジャラトナム国際関係学院/シンガポール) 年数 3年継続事業の2年目(2/3)
形態 自主助成委託その他 事業費 3,890,474円