新着情報

一覧にもどる

第9回「中東・シリア情勢と周辺国のシリア難民」(2012.11.28開催)

【笹川平和財団主催 中東イスラム政治変動講演会シリーズ】
第9回「中東・シリア情勢と周辺国のシリア難民」(2012.11.28開催)
募集は終了しました
笹川平和財団は激変する中東の政治情勢に対応するため、中東イスラム政治変動講演会をシリーズとして開催しています。第9回目となる今回は、政情不安が続き、人道状況の悪化により近隣諸国への難民流出が増加しているシリアとその周辺を巡る中東情勢を取り上げ、国枝昌樹・元在シリア日本国大使およびシリル・カッパイJEN海外事業部長にご講演いただきます。

2011年1月以来、チュニジア、エジプト、リビア、イエメンで長期政権が倒れ、暫定政権を経て、選挙による議会や大統領が選出されてきました。一方、シリアでは、アサド政権側と反体制派側との間で武力衝突を繰り返し、収まる気配を見せません。戦火を逃れて国外に脱出した難民数のうち、UNHCRに登録済または手続き中の総数は11月13日時点で414,838人と発表されており(UNHCR)、今後も増加すると見られています。

日本政府は、シリア難民支援として、国際機関を通じて計1300万ドルの緊急無償資金協力を実施しています。他方、現政権に対しては資産凍結・査証発給禁止措置等の制裁措置を取ると共に、GCC、アラブ連盟が11月11日に反体制派により設立された「シリア国民連合」を承認したのに続いて、13日には同連合の設立歓迎を表明しました。

このように、国際社会の支持を集める反体制勢力が国外で力を付けつつある中、国枝元大使には、『アラブの春』以前から現在に至るシリアの情勢についてお話いただきます。また、現在、ヨルダンに設置されたザアタリ難民キャンプで支援ニーズ調査を行っているカッパイ氏には、「シリア難民の現状と課題」についてお話いただきます。

多くの皆様のご参加をお待ちしています。
【日時】
2012年11月28日(水) 16:00-18:00 (15:30受付開始)
【会場】
日本財団ビル2階 会議室 (港区赤坂1-2-2)
(地下鉄銀座線・虎ノ門駅または溜池山王駅より徒歩5分)
【主催】
公益財団法人 笹川平和財団
【プログラム】
中東イスラム政治変動講演会シリーズ
第9回 「中東・シリア情勢と周辺国のシリア難民」
15:30~16:00 受付
16:00~16:05 開会挨拶
16:05~16:50ご講演
国枝 昌樹 元在シリア日本国大使
16:50~17:35ご講演
シリル・カッパイ 特定非営利活動法人ジェン海外事業部長
17:35~18:00質疑応答(フロアーより)
【その他】
参加費無料、日英同時通訳付
【お申込み方法】
本ページより11月27日(火)までにお申し込みください。
定員になり次第締め切らせていただきますので、予めご了承ください。
お申込みの際に皆様からいただく個人情報は、当財団の主催または後援によるセミナー、講演会等へご案内する際に使用させていただきます。
【事務局】
笹川中東イスラム基金 松長・加藤・藤本 宛
Phone: 03-6229-5459, Fax: 03-6229-5473
E-mail: middle-east@spf.or.jp
募集は終了しました
ページトップ