事業内容
国際社会に復帰しつつあり、日本との経済関係も急速に緊密化しつつあるベトナムでも日本語教育の需要が拡大しています。そこで、ベトナム文部省と共同して「日本語教育センター」を設立。日本語教師養成、一般向け日本語教育、日本語教材開発を行いました。
実施詳細
10ヵ月で、日本語の初級を教えられる教師を育成することを目標とした「日本語教師養成講座」を開催。1992年10月より開始した。また、一般人を対象とした「一般日本語コース」には、初年度(1993年3月)15名が選抜された。教材開発のため、千駄ケ谷日本語教育研究所が開発した「わかる日本語」のベトナム語翻訳などを実施。
成果
教師養成講座では、好評のため予定定員枠が広がり34名になった。一般日本語コースも、文部省からの要請で各地の高等師範卒業生25名の追加が検討された。教材開発が予定通り制作を終えた。
事業実施者 |
笹川平和財団
千駄ヶ谷日本語教育研究所((株)べスト・コミュニケーションズ)
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年数 |
3年継続事業の1年目(1/3) |
形態 |
自主助成委託その他 |
事業費 |
7,099,660円 |