事業紹介

1996年
事業

インドシナ農村開発セミナー

事業内容
ベトナム、ラオス、カンボジアの農村開発専門家を育成するために、5年間にわたり助成を継続してきた「インドシナ農村開発奨学金給付」事業では、43名の奨学生がコンケン大学の農村開発マネージメント修士課程(MRDM)を修了しました。本事業は、この奨学金給付事業の総括として位置するもので、(1)カンボジア、ラオス、ミャンマー、タイ、およびベトナムの農村開発の現状を分析し(2)それらの国々の農村開発マネージメントの発展のためにコンケン大学開発調査研究所が実施してきたMRDMの果たす役割を評価し(3)MRDMの同窓生、メコン川流域国の政策立案者、農村開発専門家を招いて今後の農村開発のあり方を検討協議すると共に(4)同窓会を通じてメコン川流域国間のネットワーク形成を行うという4つの目的を達成しました。
セミナーは、1996年12月2日から4日にかけてコンケンで開催されました。発表者は、カンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナムおよびタイの農村開発専門家、ならびにMRDMの修了生が中心となり、活発な意見交換が行われました。セミナー終了後はMRDM修丁生が一堂に会し、今後の同窓会活動の可能性について話し合いました。近い将来、同窓会のイニシアティブによる活動が期待されます。

事業実施者 コンケン大学開発調査研究所(Research and Development Institute, Khon Kaen University/タイ) 年数 1年継続事業の1年目(1/1)
形態 自主助成委託その他 事業費 5,671,565円