事業紹介

2008年
事業

アジアの再生:東南アジア次世代指導者育成

事業内容
本事業は、日本、ASEAN、欧米諸国の有識者と現役政治家の協力を得て、議会制度が定着しつつあるASEAN諸国を対象に、政・官・財・学の各界から有望な若手人材を選定し、基礎的教養に関する学習の機会を提供することを目的としています。本年度は、ウェブサイトによる公募と過去の参加者による推薦という2つの方法によって参加希望者を募り、書類審査や面接を経て、会議の開催国であるインドネシアをはじめ、マレーシア、フィリピン、タイ、カンボジアなどから計25名を選定しました。選定された参加者に対しては、事前に3冊の文献『( アイデンティティと暴力』ハーバード大学教授マルティア・セン、『アジアン・ルネッサンス』マレーシア元副首相アンワール・イブラヒム、『コスモポリタニズム』フォーダム大学教授クワネ・アパイア)の通読を義務付けました。ワークショップは2008年11月30日~12月5日にかけて、インドネシアのジャカルタおよびボゴールで開催し、アジア各国の著名人や有識者による講義、参加者による討論などの活動が実施されました。また、フォローアップ活動として、同窓生を集めて「ルーバニゼーション:コンセプトから現実へ(Rubanization: From Concept to Reality)」と題するセミナー(09年1月、於パタリン・ジャヤ)と、「アジア・ルネッサンスの再発見(Rediscovering Asian Renaissance)」と題するワークショップ(09年3月、於ジャカルタ)を開催しました。

事業実施者 Institute for Policy Research(マレーシア政策研究所/マレーシア) 年数 5年継続事業の3年目(3/5)
形態 自主助成委託その他 事業費 11,755,602円