事業紹介

1996年
事業

インドシナ人物交流

事業内容
笹川南東アジア協力基金では、インドシナ各国の経済改革の一環として、要人の日本招へい、日本とのネットワーク構築の支援などを行なってきましたが、次第に要人だけに限らず、各界の実務者へと対象を広げ、また、日本への招へいだけでなくインドシナ域内での人物交流も支援する方向へと発展してきています。
1996年度に実施したベトナム主要大学学長一行の招へいは、主に経済学のカリキュラム改編を目的とした視察でしたが、日本滞在中の視察、意見交換等から一歩踏み出して、ベトナムの大学教育におけるカリキュラム作りに日本の支援を得る運びになりました。カンボジア教育大臣、および情報長官の訪日は、盛り沢山の日程の中で各分野における日本人のカンボジアへの関心を喚起するという大きな役割を果たすことに一役買いました。ラオス法務大臣の訪日は、日本政府のインドシナ各国における法整備支援の一環としてラオスを対象国に加える決断を促したと言えましょう。また、日本からカンボジアへ派遣した2名のジャーナリストは、昨年に引き続きカンボジア人ジャーナリストの養成を目的に活動を展開し、2年目の実績を作りました。

事業実施者 笹川平和財団 年数 6年継続事業の4年目(4/6)
形態 自主助成委託その他 事業費 10,704,774円