事業内容
モンゴルとカンボジアから各5名の若手国会議員を招へい
アジア諸国から日本訪問の機会が少ない若手国会議員を招き、政財界の有識者らとの交流を通して2国間関係の強化と日本への理解を深めるとともに、自国での議員活動の質の向上も促そうという新事業です。
スタートにあたり、 90年代に政治体制の変革を経験した2つの若い議会制民主主義の国を選びました。
- モンゴルの議員には「地下資源開発と財政管理」 をテーマに
モンゴルからは、 2010年2月19日~26日にかけて、 5名の若手議員を招へいしました。
来日のテーマは、 「地下資源開発と財政管理」 とし、 専門家のレクチャーや足尾銅山の視察を行いました。 また、鳩山由紀夫首相を表敬訪問したほか、 民主党と経産省との三者合同勉強会などを通して、 日本とモンゴルの次世代リーダーのネットワーク形成に大きく貢献しました。
カンボジアからは、 5名の議員が2010年3月6日~ 13日の1週間来日し、 横路孝弘衆議院議長をはじめ民主・自民両党の議員との活発な意見交換を行いました。続いて、 カンボジア側の高い関心があった地元農業製品加工の現場を見るため、 つくばの手造りハム工場や農業研究センターを視察しました。 普段は、 もの静かな議員達から一村一品運動に関する質問が数多く出され、 自国の農業製品の向上を図りたいという熱意が伝わってきました。
事業実施者 |
笹川平和財団
カンボジア国会事務局(カンボジア)、モンゴル開発研究センター(モンゴル)
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年数 |
5年継続事業の1年目(1/5) |
形態 |
自主助成委託その他 |
事業費 |
7,775,689円 |