核不拡散・核兵器の役割の定義

2015~2017年にかけて実施した調査・研究プロジェクト。
冷戦終結後2010年代初頭にかけ、アメリカがNPR2010において核兵器の役割の低減に言及する一方で、ロシアは戦術核の役割の再確認をするなど、二つの核大国の非対称性が見られるようになった。また、中国の核戦力の近代化、南アジアにおける核競争激化など、国際戦略環境における核兵器の役割がむしろ強化される兆候も見られるようになった。核兵器をめぐる国際環境の変化の中で、核・原子力をめぐる課題は、安全保障面においては、核拡散や核テロのリスク の増大に加えて、安全保障政策における核兵器の役割の再定義という形でも起きている。本プロジェクトはそうした問題意識のもと、米国、ロシア、中国、南アジア、欧州の各国・地域の安全保障/防衛政策、戦略において核兵器の役割がどのように変化しているのか、その変化の中での軍縮・不拡散体制の在り方も含めて、調査研究を行った。本プロジェクトの成果の土台にして、2019年6月に『「核の忘却」の終わり—核兵器復権の時代』(勁草書房)が出版された。また、出版記念イベントが2019年7月19日に開催された。

<研究会メンバー>

秋山信将

一橋大学大学院法学研究科 教授/
国際・公共政策大学院 院長 ※座長

栗田真広

防衛省防衛研究所
地域研究部アジア・アフリカ研究室研究員

小泉悠

東京大学先端科学技術研究センター
特任助教

神保謙

慶応義塾大学総合政策学部 教授/
政策・メディア研究科委員

高橋杉雄

防衛省防衛研究所
特別研究官付政策シミュレーション室長

土屋大洋

慶応義塾大学大学院政策・メディア研究科/
総合政策学部 教授

戸崎洋史

日本国際問題研究所軍縮・
科学技術センター主任研究員

 
 
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