山田 裕史HIROSHI YAMADA
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2016.02.15
山田 裕史 平和構築全般カンボジアの平和構築における市民社会の役割 ―懸念されるNGO法の影響―
1970年から政権の座をめぐる政治勢力間の対立が全面的な武力紛争に発展したカンボジアでは、1991年10月の「カンボジア紛争の包括的な政治解決に関する協定」(以下、パリ和平協定)の締結にともない結社の自由が認められるようになった。以後、政党と並んで市民社会組織の結成が相次ぐとともに、カンボジア国内で活動を開始する外国の市民社会組織も急増した。