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2018.06.20
ガームポン タイ深南部反政府武装勢力の協力者なのか政府の人間なのか マクター・シーカチと「容疑者」になること
この記事は、タイ深南部の紛争地域で、タイ政府側からも、武装勢力側からも、村人からも容疑者として扱われ、苦しい立場に追いやられた一人の若者の経験を、現地若手ジャーナリストが取材したものである。
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2018.06.20
ノイ・タムサティエン タイ深南部タイ深南部紛争地帯における治安事件の容疑者の暮らし
タイ深南部の紛争地域では、多くの若者が容疑者として服役し、刑期が終わって家に戻っても普段の生活に戻れず苦しい状況に追い込まれている。この記事は、そうした彼らが直面している問題の一部について現地インタビューをもとに紹介している。
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2018.06.12
平和構築全般コロンビアの平和を思い描き、誰も排除されることのない和解に向けた道筋を作る
コロンビア 背景 コロンビアは長年にわたって内戦が続く西半球唯一の国である。1960年代半ばから、コロンビア革命軍―人民軍(FARC-EP)や民族解放軍(ELN)などの多くの武
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2018.05.23
ソムサ タイ深南部法の裁きと集落の人間関係 プロムプラシット寺院事件:癒えない傷跡
タイ深南部紛争においては、特に2004年に治安が悪化して以降、仏教僧と公立学校の教師がタイ政府による支配の象徴として暴力の対象となり、これが現地に住む仏教コミュニティの不安を煽り、ムスリムコミュニティへの不信感と憎悪の感情を深めてきた。
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2018.05.23
ザハリ タイ深南部バルヤーン・ウェーマノーとポンドック・ジハードからの教訓
タイ深南部では、タイ政府側の治安部隊と、タイ政府からの分離独立を求めているマレー系武装勢力との対立が2004年以降深刻化している。最大の武装勢力は、BRN(Barisan Revolusi National:民族革命戦線)であると言われているが、BRNの組織の実態とメンバーのリクルート方法にはわかっていないことが多い。