2015年
事業
本事業は、日本とアジア諸国の現役または退役国防関係者に交流の場を提供し、相互理解の促進と安全保障分野での信頼醸成を図り、アジア地域における平和と安定化に寄与することを目的としています。
【事業計画】
➣ 日韓安保防衛交流(退役将官による訪韓)
➣ 日越安保防衛交流(現役佐官による日越相互訪問)
事業実施者 | 笹川平和財団 公益社団法人安全保障懇話会 | 年数 | 3年継続事業の2年目(2/3) |
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形態 | 自主助成委託その他 | 事業費 | 27,700,000円 |
ベトナム人民軍副総参謀長への表敬
ベトナム国防省対外局長との懇談
ベトナム陸軍第7軍区副司令官との懇談
ベトナム海軍司令部副司令官との懇談
ベトナム空軍部隊の視察
ベトナム国境警備学院
ホーチミン市防衛隊
統一会堂、戦争証跡博物館
10月27日から10月30日の間、陸海空自衛隊の元将官等で構成される「公益社団法人 安全保障懇話会」の古庄幸一理事長(元海幕長)以下9名が、韓国(ソウル市、釜山市)を訪問し、韓国軍の退役将官団体「星友会」との間で、日韓防衛対話及び交流を行いました。 ソウル市では、安保懇と星友会が「日米安保体制」と「米韓連合体制」を主要テーマに活発な意見交換を行いました。また韓国陸軍士官学校を訪問し、同校における学生教育の現況を研修したほか、合同参謀本部議長を表敬しました。
釜山市では、海軍作戦司令部を訪問し、韓国海軍の現況について説明を受けるとともに、艦艇を視察しました。
陸軍士官学校視察
安全保障懇話会と星友会との意見交換会
11月29日から12月5日の間、「日本アジア安保防衛交流」事業の一環として、ベトナム人民軍の少将を団長とする14 名の現役佐官級(陸軍12名、海軍1名、空軍1名)を招へいしました。
日本滞在中は、防衛省防衛審議官、防衛政策局次長、統合幕僚副長、陸上幕僚副長を表敬したほか、陸上自衛隊富士学校(静岡)、海上自衛隊第5航空群(沖縄)、航空自衛隊南西航空混成団(沖縄)を訪問しました。各プログラムを通して、ベトナム人民軍訪日団一行は、日本の安全保障政策や自衛隊の編成・装備について理解を深めました。
また沖縄では、那覇市郊外の沖縄戦跡や世界遺産の首里城を訪ねて日本の歴史について学ぶとともに、琉球舞踊などの見学を通じて日本の文化にも触れました。
防衛審議官表敬 防衛政策局次長表敬
統合幕僚副長表敬
陸上幕僚副長表敬
陸上自衛隊富士学校 海上自衛隊第5航空群
航空自衛隊南西航空混成団
沖縄戦跡研修 首里城視察