事業内容
アジア金融危機の原因として、不透明な企業統治、脆弱な公共統治システム、政界・財界の癒着等があげられます。本事業は、安定かつ持続的な成長を実現させるための企業活動の再生、公共部門の改革に欠かせない制度改革に関する政策提言を行うものです。
具体的には、インドネシア国際戦略研究所(CSIS)とインドネシアの大学を中心とした研究グループ11人が、東南アジア3カ国(インドネシア、マレーシア、タイ)における効率的かつ透明性の高いアジア型統治システムの構築に向けた調査研究を行いました。2001年7月と9月に研究調整会議をジャカルタで開催したほか、拡大調整ワークショップに参加しました。これらの活動は、『東南アジア諸国におけるガバナンス:企業統治と公共統治』と題する報告書にまとめられました。
事業実施者 |
Center for Strategic and International Studies(CSIS)(インドネシア国際戦略研究所/インドネシア)
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年数 |
2年継続事業の1年目(1/2) |
形態 |
自主助成委託その他 |
事業費 |
9,936,000円 |