事業内容
笹川汎アジア基金は、移行期にあるカンボジア、ラオス、ベトナム、ミャンマーなどASEAN諸国の若手指導者を対象とした人物交流を支援してきました。本事業は、若手の政治家や政治家候補の研究者など、将来性のある若手指導者をリトリート会議という形式で一堂に集め、人的ネットワークの構築と強化を図ろうというものです。
本年度の主要な活動として、日本国際交流センター(JCIE)の協力を得て、東京でリトリート会議を開催しました。会議には、カンボジアの商務副大臣など政治家、研究者ら6ヵ国から8人が、日本からは若手の政治家、研究者など20人が参加しました。会議では、ASEANと日本および中国との関係やASEAN諸国間の関係、ASEANと東アジア・コミュニティ建設に向けての方策などについて議論が行われました。このような議論を行う機会を通じ、ASEAN諸国間のみならず、日本とASEANの若手指導者の間の人的ネットワークが強化されることが期待されます。
事業実施者 |
Centre for Strategic and International Studies(CSIS)(インドネシア国際戦略研究センター/インドネシア)
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年数 |
3年継続事業の2年目(2/3) |
形態 |
自主助成委託その他 |
事業費 |
3,838,150円 |