事業内容
2003年の下院選挙後、カンボジアでは混乱が続きましたが、人民党とフンシンペック党の連立が成立し、04年春から新政権がスタートしました。本事業は、カンボジアの議員に、立法府の機能、そして議員の役割の理解を促すため、日本への視察の機会を提供しています。本年度は、05年1月16~21日、人民党、フンシンペック党、サム・レンシー党からそれぞれ2人、計6人の国会議員を日本に招へいしました。
一行は、日本カンボジア友好議員連盟幹部(平沼赳夫議連会長、今村雅弘議連事務局長ほか)、民主党党本部(羽田孜最高顧問、藤田幸久国際局長ほか)、国立国会図書館関係者と面談したほか、予算編成の過程、議員立法のあり方、選挙制度と選挙運動のあり方などのレクチャーを受け、日本の事例が自国でどのように活かせるか議論しました。帰国後、参加できなかった国会議員などを集めてワークショップを開催し、視察研修の報告をしました。ここでの発表資料は、最終年度にまとめられる政策提言書に反映される予定です。
事業実施者 |
Cambodian Institute for Cooperation and Peace(カンボジア平和協力研究所/カンボジア)
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年数 |
3年継続事業の2年目(2/3) |
形態 |
自主助成委託その他 |
事業費 |
4,044,666円 |