事業内容
ベトナムはドイモイ実施から20年あまりを経た現在も著しい経済成長を続け、東南アジア域内での地位が向上しつつあります。そのようななか、日越間の緊密かつ戦略的なパートナーシップの実現に向けて、中央レベルのみならず、地方レベルの自治体の交流の意義が高まっています。本事業は、日越の地方自治体行政官の相互理解と交流を促進するきっかけを提供し、持続的な交流につなげることを目的としています。
本年度は、ワークショップを、前年度交流が始まったペッチ市と橿原市(於橿原市、テーマ:遺跡保存や伝統的な祭りを活用した観光振興)、タイビン省といわき市(於いわき市、テーマ:炭鉱から観光への産業転換)の関係者が集まり、それぞれ開催しました。 さらに、本年度から新たな対象都市として、ビンディン省クイニョン市と北九州市、ラムドン省ダラット市と富士河口湖町が選定され、ゴミ処理などの環境対策や、高原地帯の観光と農業振興策など、共通の課題について、現地視察、交流ワークショップをそれぞれ3回開催しました。
事業実施者 |
財団法人 日本地域開発センター(日本)
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年数 |
3年継続事業の2年目(2/3) |
形態 |
自主助成委託その他 |
事業費 |
10,917,560円 |