笹川平和財団では、2014年度より、アジア地域の政策決定・世論形成に影響力のあるオピニオンリーダーを日本に招へいし、日本の政界、学界、産業界の実務家との対話の機会を増やすことで、人的交流を促進すると共に、日本とアジア諸国間の相互理解を深め、協力体制を強化することを目的とした「アジアオピニオンリーダー交流」事業を実施しています。
今回、長年にわたって世界最大級のイスラム教団体であるムハマディアの代表を務められ、現在はインドネシア・ウラマー評議会の諮問委員会議長として、同国のイスラム教のリーダー的存在であるディン・シャムスディン氏をお招きしました。
ASEAN諸国のなかでも、インドネシアは世界最大のイスラム教徒を抱える国でありながら、信教の自由が憲法によって保障され、他宗教を認めている穏健派イスラムの代表的な国として位置づけられています。その一方で、近年、過激・急進主義的なイスラム国(ISIS)などの影響力が、インドネシア国内に浸透する懸念が強まっています。 インドネシアの政治・経済・社会を理解するには、人口の大多数を占めるイスラム教への理解は欠かせません。イスラム教界のリーダーとしてご活躍されているディン・シャムスディン氏が、インドネシアの課題と挑戦について語られる大変貴重な機会です。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
ディン・シャムスディン氏講演会 | |
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16:30~ |
受付開始 |
17:00~18:00 |
開会挨拶: 講演者: モデレーター: |
18:00-18:30 |
質疑応答 |
18:30 |
閉会 |