2015.06.25
2015年5月12日から25日の間、工業技術大学(IET)のプレブドルジ・ムンフバヤル副校長、バンザラグチ・ガンゾリグ先生(数学)、ウランバヤル・バヤルバト先生(情報)の3名が来日し、苫小牧高専と福井高専にて研修を受けました。この研修では、日本の高専の協力と支援を得て、専門科目の授業、研究施設、実験、教材、教育制度などを理解することを目的としています。
両高専では、日本式高専の教育システムや運営、各科目の教育内容やカリキュラムの作成方法、生徒への生活指導など、モンゴルで高専教育を導入するうえで必要な事柄を学びました。苫小牧高専では実験室での授業を視察し、実験を使った教授法について理解を深めました。また、福井高専では、高専教育に関する研修のほかに、インターンシップを取り入れた進路指導や、地域企業の連携を通じた地域貢献の実例などについても確認しました。