ベトナム軍佐官級を招へいしました
「日本アジア安保防衛交流」

2014.12.12

日越両国は「アジアの平和と繁栄のための戦略的なパートナーシップ（2006年10月）」を謳い、良好な経済的関係を保持していますが、くわえて安全保障の分野においても、アジア太平洋地域における平和と安定を図るため、よりいっそうの関係強化が望まれています。このため「日本アジア安保防衛交流」事業の一環として、11 月30 日から12 月6 日の間、ベトナム軍の少将を団長とする14 名の現役佐官級（陸軍12名、海軍１名、空軍１名）を招へいしました。

日本滞在中は、防衛省事務次官、防衛政策局長、統合幕僚長などを表敬したほか、防衛研究所（目黒基地）、陸上自衛隊中部方面総監部（伊丹駐屯地）、海上自衛隊呉地方隊（呉基地）、航空自衛隊幹部候補生学校（奈良基地）などを訪問しました。

陸上自衛隊では、中部方面総監への表敬に加えて、普通科連隊と中部方面衛生隊から人道支援・災害救援（HADR）に関わる装備品の説明を受けました。海上自衛隊では、呉地方総監への表敬に続いて、ひゅうが型護衛艦「いせ」を見学しました。また、航空自衛隊における若手幹部の養成について理解するため、幹部候補生学校を訪問しました。

訪日団一行は、各自衛隊での研修の合間を縫って、広島平和記念公園、京都および奈良を訪問し、日本の歴史と文化に触れました。

関連情報

➢ 「日本アジア安保防衛交流」事業