日本の輸出入額に占める中国比率、中国の輸出入額に占める日本比率

日中間の貿易は、「金額」で見ると1990年代から大きく拡大したが、輸出入総額に占める「比率」で見ると、別の特徴が見て取れる。日本の輸出入総額に占める中国の比率は、対中貿易額の拡大と同様、1990年代以降拡大した。2007年には中国が日本にとって最大の貿易相手国となった。他方、中国から見ると、1972年の国交正常化前から2003年に至るまで日本が長らく中国にとって最大の貿易相手国であったが、中国の輸出入総額に占める日本の比率は1990年代から大きく縮小している。