インド太平洋地域で増大する影響工作の脅威
- サイバー・軍事・地政学
- 中国
笹川平和財団
上席フェロー
大澤 淳
インド太平洋地域で、外国からの影響工作の脅威がじわりと広がりつつある。欧米諸国では2015年頃から、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)上での選挙を標的としたロシアによる影響工作が指摘されてきたが[1]、インド太平洋地域でも、2020年代に入り選挙を標的とした中国による影響工作が観測されるようになってきた。日本でも、2025年の参議院議員選挙および2026年の衆議院議員選挙で、外国からの影響工作がデジタル空間で行われたと指摘されている[2]。
