事業紹介

(2022年4月〜2024年3月)
Project

事業背景

  • 台湾地域での中国と台湾の軍事的エスカレーション・ラダーが急速に高まりつつあります。
  • このことは同地域のみならず、日本、東南アジア、ひいては世界の安全保障に多大な影響を与えています。
  • このエスカレーション・ラダーを上げることなく、同地域の平和と安定を維持するため、日米による総合的な安全保障関与、そして日米と自由や民主主義などの価値観を共有する台湾との間での連携が重要となっています。

笹川平和財団が実施する意義

  • 「一つの中国」政策を尊重または認知している日米政府およびその関係機関での日米台の連携(Track1)は、政治的に困難であると言われています。
  • こうした情勢の中、安全保障に精通し、かつ政策提言の実績を持つ日米台のシンクタンクが連携し(Track2.0・1.5)、かつ同地域でのTTX(Table Top Exercise)などの資産をもつ当財団が主導し、研究(情報共有・議論・提言等)、情報発信および政策提言を行うことは、意義あることと考えています。

目的

台湾地域を中心とする平和と安定に寄与するための日米台の安全保障連携

  • 日米台の安全保障関連シンクタンクと連携した情報共有および情報発信
  • 日米台連携による総合的な安全保障に関する政策提言

事業内容

2年継続事業 2022年4月~2024年3月
  • 定期的な日本側研究会の開催
  • 日米台相互のシンクタンク連携
  • 論考・報告書などの発行による情報発信および政策提言

実施内容
  • 研究会などの実施(Webおよび対面)
  • 論考発表(本、websiteなどへの掲載)
  • 報告書などの作成と提言(日本語および英語(中国語))

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