書籍『新領域安全保障ーサイバー・宇宙・無人兵器をめぐる法的課題ー』
笹川平和財団新領域研究会
2024.01.09
公益財団法人笹川平和財団(東京都港区 理事長・角南篤)は2024年1月9日、安全保障研究グループが実施している「日本のサイバー安全保障の確保Ⅱ」事業における「新領域研究会」の研究成果として、書籍『新領域安全保障ーサイバー・宇宙・無人兵器をめぐる法的課題ー』を刊行いたしました。
[書籍の内容(出版社のHPより)]
世界で相次ぐ戦争の中で、熾烈なサイバー攻撃や、作戦遂行に欠かせぬ宇宙の人工衛星、戦場を飛び交う無人機やドローンといった「新しい戦争の形」が浮き彫りになりつつある。
台湾有事の危機が高まる中、それは将来の日本が直面する戦場の現実である。しかし、現在の国内法・国際法の議論は、そうした戦場の急速な変化に追いつけていない。
自衛隊幹部OB、法学者、弁護士などからなる「新領域研究会」(座長・佐藤謙元防衛事務次官)は、そうした論点について2年に及ぶ議論を交わし、各メンバーがサイバー・宇宙・無人兵器をめぐる様々な法的課題を分析。日本の安全保障の鍵を握る「新領域安全保障」の姿を探った。
発行:ウェッジ
定価:2,750円(税込)
刊行日:2024年1月9日
ISBN:978-4-86310-275-0
著者プロフィール
笹川平和財団新領域研究会 編集
<執筆者一覧>
佐藤謙 (元防衛事務次官)
岩本誠吾 (京都産業大学世界問題研究所長)
河野桂子 (コペンハーゲン大学軍事研究センター研究員)
住田和明 (元陸将・元陸上総隊司令官)
長島純 (元空将・元航空自衛隊幹部学校長)
橋本豪 (大江橋法律事務所パートナー弁護士)
松浦一夫 (防衛大学校人文社会科学群公共政策学科教授)
真山全 (大阪学院大学国際学部教授)
渡邊剛次郎(元海将・元横須賀地方総監)
大澤淳 (笹川平和財団特別研究員・中曽根康弘世界平和研究所主任研究員)
