アジア太平洋におけるインパクト投資のエコシステム構築

2018年10月5日

2017年以降、笹川平和財団は、事業基金の一部(約100億円)を切り出し「アジア女性インパクトファンド(AWIF)」を設立しました。財団が社会的な影響を及ぼす方法は、必ずしも助成金だけが唯一の手段ではありません。当財団が手掛ける試みにより、志を同じくするアジアの他の財団も資産運用活動の一つとしてインパクト投資を検討する後押しとなるための取り組みをしています。

この取り組みの一環として、今年の初めに、Asian Venture Philanthropy Network(AVPN)とAmala Paradigmに業務委託し、財団がどのようにインパクト投資を始めたのか、そして、その過程から得た教訓につき、アジアと米国で8事例をまとめたケーススタディ報告をまとめましました。この調査は、AVPN 2018年次総会で開催されたワークショップで紹介され、2018年9月にStanford Social Innovation Review(SSIR)で特集されました。以下のリンクから詳細をご覧ください。

BE A
DRIVING FORCE
FOR WOMEN

アジアにおいて女性の経済的エンパワーメントとジェンダー平等を実現するためには、あらゆるアクターが協働することが求められます。アジアのすべての女性がそれぞれの能力を最大限発揮できる未来に向け、革新的なソリューションや方法、知識共有促進やイノベーションに取り組むパートナーを募集しています。

詳細については、awif@spf.or.jpまでお問い合わせください。