基金について

プログラム

笹川中東イスラム基金プログラム

笹川中東イスラム基金(SMEIF)は、中東地域の政治、経済、社会、文化などの分野において、日本との相互交流と理解のさらなる拡大と進化を目指します。2015年度から始まった新プログラムには、2010年以来激動を続ける中東地域と、それに呼応して変化する欧米先進国の対中東政策や中東対国際社会の関係について、グローバルな視座から研究し理解を深める知識・政策交流という新たな柱を加えました。

1.知識・政策交流、および知的プラットフォームの構築

中東地域の、多元的な国際社会との共存、共栄に資することを目的に、政治、経済、社会、歴史、文化などの側面を含む知識交流を促進する。さらに中東域内ならびに中東と世界の諸問題に関する比較、分析、応用に欠かせない知的基盤の整備に貢献する。この目的を達成するために、以下の活動・事業分野を優先に交流活動を行う。
1)政治、経済、社会、外交などの分野における各界のオピニオンリーダーの交流と相互理解を促進する。
2)国内外のシンクタンク・学術機関との協働体制の基に、中東地域のより深い理解や政策立案に資する諸分野の研究交流を行う。
3)国際的な協働体制や仕組みに基づく、中東の政治、経済、外交、社会などの諸分野に関する若手専門家・地域研究者の育成、強化を行う。
4)上記の成果を中心に、持続的な中東研究、人材ネットワークおよび情報発信から構成されるプラットフォームの構築に貢献する。

2. 人物・文化交流

歴史や芸術などを通して、多角的かつ複合的な中東域内外の社会や文化の相互理解の促進に資することを目的とする。この目的を達成するために、以下の活動・事業分野を優先に交流活動を行う。
1)文化人や関連文化団体との協働・交流、および啓蒙活動
2)若手指導者や有識者などの交流促進

3. 情報発信

中東域内情勢、および中東と国際社会における公共政策を中心に、政治、経済、社会、外交、安全保障問題などの分野に関わるセミナーや出版などの活動を支援する。
1)政策に関する提言・情報発信を目的とするセミナーなど。
2)時事問題に関するセミナーなど。
3)当プログラムの学際的知的交流と知的プラットフォームの構築に関する活動・事業の成果などの報告、発信。

4. 上記以外の、基金の目的を達成させる活動を行う。

過去のプログラムはこちらから

基金について

  • 設立趣意
  • プログラム
  • 運営委員
  • 所在地

このページのトップへ