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健康な街づくり活動支援
支援建设绿色街道活动
中国の桂林市で健康に関するセミナーやワークショップなどを行ない、地域住民の啓蒙を図っている熊本大学の活動を支援しています。
この事業は「健康な街づくり活動支援」(実施:熊本大学)に助成するものです。熊本大学は2009年から中国広西チワン族自治区の桂林市とその周辺の農村地域で、地域住民を対象に健康に関する知識と技術向上の活動を行っています。 前年度の事業の概略はこちらをご覧ください。
中国も日本と同様に、急速に高齢化社会へと進んでいます。そのため、高齢者の健康維持や生活満足度の向上、高齢者が主体となるコミュニティーの活性化が、中国の地域社会において大きな課題となってきています。
熊本大学はこれまで「健康な街づくり」活動を熊本市で行い、高齢者の健康推進活動(ヘルスプロモーション)と地域社会活性化につとめてきました。ヘルスプロモーションとは、人々が自ら健康とその決定要因をコントロールし、改善することができるようにするプロセスです。具体的な活動としては、健康推進ボランティアを育成し、各ボランティアがその地域の高齢者とコミュニケーションをとって、健康的な生活習慣を送れる手助けをしていく仕組です。熊本大学はそうしたボランティア育成などを中心とした活動をおこなってきました。
熊本大学はそのノウハウを元に、中国の代表的な都市である上海市(龍華町)で、現地の医大関係者や行政機関と協力して健康推進ボランティアを育成し、日中協働型の健康推進活動を成功させてきました。
そうした経験をふまえて、熊本大学はさらに中国の農村部での健康推進活動をおこなう事業を計画しました。選ばれたのは熊本市と姉妹都市関係にある広西チワン族自治区の桂林市の農村部、龍勝県です。この地域ならば現地の地方自治体からの支援も得られやすく、モデル事業を行う場所として最適ということでした。こうして2009年から桂林市での「健康な街づくり」が計画され、健康推進ボランティアの育成が始まりました。
この事業では2009年から2011年までの3年間の活動により、桂林市・龍勝県において健康推進ボランティアの育成や、新しい健康観の導入、生活習慣の改善をおこない、住民参加型の健康な街づくりの普及をめざしています。
笹川日中友好基金はこうした熊本大学の活動を2009年度から助成、支援しています。
2010年度は、以下のような活動を行う予定です。
桂林市で健康教育を実施している地域の住民ボランティアを対象に健康教育の集中セミナーを行います。講師として熊本大学の専門家や日本NPO組織の関係者を現地に派遣します。
桂林市周辺の農村地域である龍勝県を対象として、地域住民の生活環境、ライフスタイル、健康ニーズなどに関する基礎調査を行います。日中の専門家と桂林市の健康ボランティア代表による合同チームが調査を行い、報告書を作成します。
桂林市衛生局や関連行政機関の協力を得て、健康教育活動の一環として、桂林市、上海市、熊本市の3都市健康ボランティア交流イベントを開催します。