事業紹介

2014年
事業

342 中国雑誌メディア関係者招へい

事業実施者 笹川平和財団 年数 2年継続事業の1年目(1/2)
形態 自主助成委託その他 事業費 5,986,992円
第7回 行週末(2014)

第7回は2014年7月9日から18日の日程で「行週末」の訪日取材班4名を招へいしました。「日本の和食文化」をテーマに、10日間にわたり東京、京都、大阪で取材活動を行いました。 取材の成果は2014年10月10日号『行週末』「日本和食文化、百年の老舗」として発表され、中国語の記事を日本語訳しました。

「行週末」雑誌
南京・杭州・上海を拠点に出版。定価は10元。発行量12万部の週刊誌。25歳~40歳の都市部に住む世代が主な読者層。読者の70%を女性が占める。

取材の成果

取材の成果は2014年10月10日号『行週末』「日本和食文化、百年の老舗」として中国語で発表されました。中国語の記事を日本語訳しました。

中国語・日本語記事のPDFはこちら。(7MB)

取材陣

徐 小芳

王 群力

第7回招へい 行周末

2014年7月9日から18日の日程で「行周末」の訪日取材班以下4名を招へいしました。

徐 小芳
執行主編(編集長)
王 群力
芸術文化ディレクター
王 甜甜
コラム特約記者
徐 馳
首席記者

王 甜甜

徐 馳

取材日程

2014年7月9日(水)

『行周末』取材班来日

7月10日(木)

日本橋弁松総本店の樋口社長の取材からはじまり、うなぎ割烹大江戸の涌井社長、つきぢ田村、日本食文化の専門家である原田信男国士舘大学教授を取材しました。

日本橋弁松総本店の樋口社長取材

うなぎ割烹大江戸取材

7月11日(金)

午前は服部栄養専門学校で服部幸應校長や学校内を取材したあと、午後は東京すしアカデミーを取材しました。

服部校長取材

東京すしアカデミー後藤副校長取材

7月12日(土)

午前は卵焼きで有名なつきぢ松露を取材、午後は浅草のてんぷらの老舗、三定の真田薫氏を取材しました。

つきぢ松露取材

三定ご当主真田薫氏取材

7月18日(金)

帰国

第8回 香格里拉・新周刊(2014)

第8回は2014年9月16日から24日の日程で「香格里拉」「新周刊」の合同取材班6名を招へいしました。「新潟・長野を中心とする農業・農村振興」をテーマに、9日間にわたり東京、新潟、長野で取材活動を行いました。

『Best Life 香格里拉(シャングリラ)』雑誌(月刊誌毎月20日発行、発行部数:28万部)

『新周刊』雑誌(隔週誌月2回発行、発行部数:60万部)

黄 俊杰

傳 沙

第8回招へい 「香格里拉」「新周刊」

黄 俊杰
『香格里拉』雑誌総経理、
『新周刊』雑誌社副編集長
傳 沙
『香格里拉』雑誌美術顧問
禤 灿雄
『香格里拉』雑誌撮影記者
封 新成
『新周刊』雑誌社執行総編
丁 暁潔
『新周刊』雑誌社主任記者
叶 永青
『新周刊』四川美術学院教授、
『香格里拉』雑誌美術顧問

禤 灿雄

封 新成

丁 暁潔

叶 永青

取材のねらい

中国では都市化の進展により、農村がもっていた無形の伝統文化が日々消失しつつあります。また農村の生活方式と価値観は完全に都市型の生活方式と価値観に転換してきています。中国の農村の経済・文化面での衰退は著しく、こうした困難な現状に対して、「香格里垃」「新周末」の両雑誌は「農村回帰、現代的農業、農村文化再興」をテーマに新しい生活方式を紹介する試みをしようと農村特集を組むこととなりました。

アジアにおいて最も早く農業と農村の現代化を果たした日本は、もっとも中国にとって参考とする価値のある国家です。日本における伝統文化の在り方や人口分布の推移、戦後再出発してから今までの農村発展の道のりなど多くの面で今まさに現代化を進めている中国と似通ったところがあります。そうした日本の戦後70年の農村発展の経験を参考にすることは今後の中国にとって意義のあることだと考え、日本取材の企画を立案しました。

取材概要

この特集取材のなかで、日本の新潟や長野の農村を訪問し、①政府や自治体の振興策、②現代農業の方法論や③中越地震後の山古志村の復興、④農村高齢化問題と対策、⑤若者の農村回帰の状況、⑥農村における芸術振興などいくつかのテーマに沿った取材をしました。

取材日程

2014年9月16日(火)

合同取材班来日

9月17日(水)

公益社団法人中越防災安全推進機構復興デザインセンターの稲垣文彦センター長に、地域おこし協力隊と中越地震後の復興についてインタビュー。さらに北川フラム氏に大地の芸術祭などアートプロジェクトについて取材。

公益社団法人中越防災安全推進機構復興デザインセンターの稲垣文彦センター長にインタビュー

北川フラム氏にこれまで手掛けてこられたアートプロジェクトについてインタビュー

9月18日(木)

十日町市で地域おこしの取材。十日町市役所とNPO法人十日町市地域おこし実行委員会のご協力で、地域おこし協力隊員への直接インタビューを行いました。午後は田圃アートの西蒲原土地改良区の取材とフジタファームの藤田毅社長へのインタビューを行いました。

NPO法人十日町市地域おこし実行委員会で地域おこし協力隊員に取材

十日町市地域おこし実行委員会事務局長の多田朋孔さんの田圃を取材。

フジタファームの藤田毅社長へのインタビュー

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