2020.09.01
Views from Inside America
今ワシントン州では何が起きているのか?~COVID-19との戦い、そして社会的課題~
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日本語版
アジア系アメリカ人州議会議員とのインタビューシリーズ No. 4
米国各州における新型コロナウィルス感染拡大の現状と対策、経済活動再開に関する措置、また、アジア系アメリカ人に対する差別の広がりやBlack Lives Matter運動など、アメリカの州レベルで、今何が起こっているかについて、現地の州議会議員へインタビューを実施するシリーズ。
第4回 ミイ・リン・タイ議員/ワシントン州下院議員(民主党)
ミイ・リン・タイ氏
ワシントン州下院議員(民主党)
ベトナムからの難民として、家族と共にワシントン州に移住した。ワシントン大学薬学部を卒業、選挙で選ばれる教育委員会理事を5年務め、ワシントン州立学校理事協会の副会長を務めた。難民として初めてワシントン州下院議員に選出されたことを、誇りに思っている。
教育問題に精力的に取り組み、万人への平等な教育機会の確保のため尽力している。現在ベルビュー市内の学校に通う2人の子の母親であること、また彼女自身も学生時代に支援を受けた経験が、この熱意の原動力となっている。
公民権・司法委員会の副委員長に任命されたほか、保健医療・健康委員会、教育委員会、教育アカウンタビリティ監督委員会のメンバーも務める。
2019年12月にSPFと米日カウンシルが共催するアジア系アメリカ人リーダー訪日プログラムで来日し、東京、京都、大阪、鳥取を訪問した。
インタビューアー:アイリーン・カワナベ氏
全国州議会議員アジア太平洋系アメリカ人幹部会 理事
アイリーン・カワナベ氏は、全国州議会議員アジア太平洋系アメリカ人幹部会(31州の 147人の州議会議員からなる組織)の理事を務めている。また、全米州議会議員連盟(NCSL)の理事を務め、州・先住民問題研究所、党員集会、女性の議会ネットワークを管理・監督している。アジア系アメリカ人リーダー訪日プログラムを開始当初から支えている。
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