1954年10月28日、韓国政府は、日本政府の国際司法裁判所への共同提訴提案を書面で拒否した。その主旨は、古来韓国領土であった「独島」を、日本が法的偽装の中で不当に領土権の主張を行い、国際司法裁判所への付託を試みることによって、存在しない領土問題を引き起こそうとしている、と非難するものであった。また、同時に「...独島は、日本の韓国侵略に対する最初の犠牲地であった。日本政府による不当かつ執拗な独島に対する主張は、日本が再び侵奪を繰り返そうとしている、との疑いを起こさせるものである。」との主張を行った。(Ref.1)
Ref.1:〔韓国〕外務部『独島関係資料集(I) –往復外交文書(1952~76)-』(1977年) pp.119-121(英語)
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