1974年の学術調査(琉球大学)

池原貞雄氏(琉球大学理工学部生物学科)ら6名は、1974年9月10日午前6時、海上保安庁の巡視船「こしき」により石垣港を出発し、約8時間後、南小島に上陸し海鳥の調査を行った。この調査の最大の目的はアホウドリを確認することであった。結果的にアホウドリは確認されなかったが、カツオドリの生態や、クロアジサシが海岸近くの急斜面に多くいたこと、3頭のシュウダ(は虫類)を確認したことなどが報告されている。(Ref.1)


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Ref.1 :池原貞雄・安部琢哉・城間侔「尖閣列島, 南小島を訪ねて」『沖縄生物学会誌』第16号(1978年) pp.39-44


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