No.0009

2014年04月29日

日本とアラブ諸国の関係構築に高い評価 SPF、アラブ・ウイークで表彰

大砂嵐関らとともに、羽生会長が受賞

2014年4月7日に行われた、アラブ・ウイーク2014のレセプションにおいて、SPF 羽生次郎会長が、日本とアラブ諸国間の関係強化に貢献してきた功績をたたえられ表彰されました。レセプションは1週間続く「アラブ・ウィーク」開幕の記念式典で、日本とアラブ諸国関係に関するシンポジウムや映画上映、アート作品の展示会が行われ、今年も多くの政治家や経済人などの著名人が参加しました。
レセプションでは羽生会長と並んで、元外務大臣政務官の浜田和幸氏、内閣官房参与の飯島勳氏、経団連副会長の中村芳夫氏が受賞。また、イスラム教徒でエジプト出身の幕内力士・大砂嵐関がアラブ人として初めて表彰されました。

日本と中東を結ぶ、地道な努力が実を結んだ

この表彰の背景には、2009 年4 月に設立された、笹川中東イスラム基金の活動があります。日本ではまだ数の少ない中東との相互理解を目指す交流や発信事業を行う同基金の活動には、例えば、日本の政治・経済・文化・スポーツなどの毎日のニュース、専門家の意見、日本の基本情報、日本語の紹介などさまざまなコンテンツから構成される日本情報発信のアラビア語サイト「alyaban.net」の開設や、日本語と英語の2か国語による中東関連の定期講演会の開催などがあります。「alyaban.net」は、多言語情報発信サイト「ニッポンドットコム(nippon.com)」に現在移管されましたが、ビジネスが先行して、日本からの積極的な情報発信が行われていなかった時代に、アラビア語による日本の情報発信の先駆的な役割を果たしました。また、定期講演会は、一般の聴衆だけでなく、外交団、専門家、ジャーナリストからも高い評価を得ています。日本と中東の相互理解に貢献してきたこうした地道な努力が、今回の表彰につながったといえるでしょう。

表彰を機に、今後も架け橋として尽力

公益財団ということで、偏ることのない自由な発言ができるという理由から、最近では中東諸国外交団側から中東イスラム基金へ講演会開催の依頼が増加してきています。また、駐日アラブ諸国大使による講演会シリーズも定着し、新しい視点や分析結果を提供する講演会として、定評を得るようになってきました。Progress Now 5 月号のインタビューに登場している、イラン副大統領マスメ・エブテカール氏の講演が実現したのも、こうしたSPF および笹川中東イスラム基金の活動が外交団に評価され、認知された証しともいえるでしょう。
この取材の最後に、羽生会長は今回の表彰について少し照れながらも「まことに身にあまるもので感激にたえない。今後もアラブ諸国間の関係強化のための努力を重ねたい」と、抱負を語られました。

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