事業紹介

2015年
事業

トルコ研究者のアジア理解促進

事業概要
本事業は、アジアへ向けたトルコの外交政策形成の一助として、民間レベルで、トルコとアジアの研究者交流のための国際会議を開催する単年事業です。国際会議では、トルコ研究者の視野をアジアへと拡大し、トルコとアジアの研究者ネットワークを形成することを目的としています。
事業活動
トルコ・アジア国際会議(委託先:サバンジュ大学・イスタンブール政策センター、2015年11月13-14日、参加者:50名、於:トルコ)

トルコとアジアの国際政治・経済分野の専門家・実務家間のネットワーク形成を目的に、トルコのサバンジュ大学が国際会議「アジアにおけるトルコ」を開催した。

ホスト国であるトルコのエルチン外務省アジア太平洋局長が基調講演を行い、続いてトルコ、東南アジア、日本の国際政治・経済、外交分野の専門家や実務家が、「アジア、グローバル化の功罪」、「アジアにおける近代化と民主主義」、「アジアにおけるトルコ」の3つのセッションで活発な議論を行った。会議の総括では、テロリズムの危機をはじめグローバルな課題の解決に向け、トルコとアジアが相互の知見を共有する枠組みが必要との認識が共有されるとともに、協力可能分野につき闊達な意見交換が行われた。主な参加者として、ケイマン・サバンジュ大学教授(国際関係論)、アラス・同教授(国際政治学)、シンガポールよりパン・元駐英大使、タイよりチョンキッタボーン氏(ジャーナリスト)、日本から浦田秀次郎・早大教授(ASEAN経済)が参加した。

事業実施者 笹川平和財団 年数 1年継続事業の1年目(1/1)
形態 自主助成委託その他 事業費 7,300,000円
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