笹川平和財団は「日米オピニオンリーダー交流」事業の一環として、米国太平洋軍のハリー・ハリス司令官(海軍大将)をお招きし"A View From The Pacific" をテーマに2017年5月17日に講演会を開催しました。
ハリス司令官は横須賀市で生まれ、米国テネシー、フロリダで育った後、1978年に海軍兵学校を卒業、海軍飛行士として世界各地の任務に従事されました。その後、海軍作戦部次長、第六艦隊司令官、太平洋艦隊司令官等を歴任し、2015年5月に第24代アメリカ太平洋軍司令官に就任されました。また、ハリス司令官は、ハーバード大学ケネディ行政大学院、ジョージタウン大学大学院、オックスフォード大学で東アジアの安全保障問題を学ばれており、マサチューセッツ工科大学でフェローも務めたまさに軍事安全保障問題のエキスパートです。
北朝鮮の核・ミサイル開発を巡り北東アジアの安全保障環境、そして米朝関係に緊張が高まる中、アジア太平洋の安全保障における日米同盟の役割とは、米国の戦略とは、ハリス司令官にお話しいただきました。モデレーターは慶應義塾大学教授の谷口智彦先生にお務めいただきました。