2015年
事業
本事業は、国連大学への支援を通じ、日本とインドの関係にとって重要な分野における両国の専門家らによる共同研究を行うことで、日印の協力関係の更なる深化に貢献することを目的としています。
【事業計画】
➣ 論文集の制作
➣ 研究成果の発表と政策提言を目的とした国際シンポジウムの開催(於インド)
事業実施者 | 国連大学 | 年数 | 2年継続事業の2年目(2/2) |
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形態 | 自主助成委託その他 | 事業費 | 19,000,000円 |
1月21日、インド・ニューデリーにて日印パートナーシップに関するシンポジウムを開催しました。本事業において、2014年度より開始した日印パートナーシップの強化へ向けた共同政策研究の成果発表と、政策提言の普及と実現へ向けた更なる議論の場となりました。日印両国の共同研究者と主要テーマ(経済、外交/安全保障、エネルギー/環境、グローバルガバナンス)の専門家や実務者約40名が出席した円卓会議では、それぞれの共同研究チームによる発表と具体的な政策実現へ向けた活発な議論がなされました。
円卓会議の後、本共同研究成果をまとめオックスフォード大学出版社より出版された論文集「Poised for Partnership: Deepening India-Japan Relations in the Asian Century」の出版記念イベントとして、一般公開のパネルディスカッションを行いました。共同研究の成果や円卓会議での議論内容のほか、パネルとして登壇した日印の研究者・外交実務者らの経験談も交えながら、活発な議論や聴衆との質疑応答が行われました。
出版記念イベントでは、インドのS.ジャイシャンカル外務次官ならびに平松賢司 駐インド特命全権大使が基調講演を行い、それぞれの国から見た日印パートナーシップ強化の重要性や期待、これまでの取り組みと今後の方針を語られました。
本事業の成果物「Poised for Partnership: Deepening India-Japan Relations in the Asian Century」の詳細はこちらでご覧いただけます。