事業紹介

1995年
事業

ベトナムの工業化:国営企業改革を中心に

事業内容
ベトナム政府の国営企業改革委員会を対象に、ベトナムと東南アジアおよび日本の研究者や政策担当者が、ベトナムの工業化に欠かすことのできない「国営企業の改革」を推進するための基本方針をベトナム政府に提出するのが本事業の目的です。
95年度は、1995年5月に第1回調整会議がハノイで開催され、ベトナム国営企業の分析が1995年5月から8月に、日本と東南アジア諸国における国営企業の民営化に関するレポート作成が6月から8月にかけて行われました。さらに9月4日、5日の両日、ベトナムの政策担当者10名、および日本、東南アジア諸国の学者、研究者をシンガポールに招いて国際ワークショップが開催され、上記の結果に基づいた討議が行われました。会議出席のベトナム関係者はシンガポールの企業を訪問し、「国有、民営」の企業運営の実体を見学しました。また、1996年2月6日から8日にかけてハノイで調整会議が開催され、ベトナム政府に提出する政策提言の最終報告書が取りまとめられました。この結果は96年度に刊行される予定となっております。

事業実施者 シンガポール・東南アジア研究所(Institute of Southeast Asian Studies/シンガポール) 年数 2年継続事業の1年目(1/2)
形態 自主助成委託その他 事業費 10,679,514円