事業紹介

2014年
事業

日本アジア安保防衛交流

事業概要
本事業は、日本とアジア諸国の現役または退役国防関係者に交流の場を提供し、相互理解の促進と安全保障分野での信頼醸成を図り、アジア地域における平和と安定化に寄与することを目的にしています。2014年度は、韓国との「退役将官交流」とベトナムとの「現役佐官交流」を計画し、両国からの訪日団を招へいします。
事業活動
事業実施者 笹川平和財団 公益社団法人安全保障懇話会 年数 3年継続事業の1年目(1/3)
形態 自主助成委託その他 事業費 15,082,403円
日韓の民間防衛交流を行いました
10月28日から10月31日の間、韓国軍の退役将官の団体「星友会」の会員8名が来日し、防衛副大臣、統合幕僚長を表敬したほか、防衛省・自衛隊OB団体「公益社団法人 安全保障懇話会」と意見交換を行いました。また、艦艇装備研究所(目黒)と陸上自衛隊富士学校(静岡県)を訪問し、自衛隊の技術開発、教育訓練制度や装備等について研修しました。 日韓の政府間関係が冷え込む中、民間レベルの防衛交流として、両国の防衛関係者に交流と対話の機会を提供することによって、安全保障分野における相互理解や信頼醸成に寄与することができました。
艦艇装備技術研究所訪問

艦艇装備技術研究所訪問

ベトナム軍佐官級を招へいしました
日越両国は「アジアの平和と繁栄のための戦略的なパートナーシップ(2006年10月)」を謳い、良好な経済的関係を保持していますが、くわえて安全保障の分野においても、アジア太平洋地域における平和と安定を図るため、よりいっそうの関係強化が望まれています。このため「日本アジア安保防衛交流」事業の一環として、11 月30 日から12 月6 日の間、ベトナム軍の少将を団長とする14 名の現役佐官級(陸軍12名、海軍1名、空軍1名)を招へいしました。 日本滞在中は、防衛省事務次官、防衛政策局長、統合幕僚長などを表敬したほか、防衛研究所(目黒基地)、陸上自衛隊中部方面総監部(伊丹駐屯地)、海上自衛隊呉地方隊(呉基地)、航空自衛隊幹部候補生学校(奈良基地)などを訪問しました。
(写真左:防衛研究所(研究者との意見交換)、右:陸上自衛隊中部方面隊(衛生隊による訓練展示))

(写真左:防衛研究所(研究者との意見交換)、右:陸上自衛隊中部方面隊(衛生隊による訓練展示))


(写真左:海上自衛隊呉地方隊(艦艇見学)、右:航空自衛隊幹部候補生学校(学校教官との会食))

(写真左:海上自衛隊呉地方隊(艦艇見学)、右:航空自衛隊幹部候補生学校(学校教官との会食))


(写真左:広島平和記念公園、右:東大寺(奈良))

(写真左:広島平和記念公園、右:東大寺(奈良))