事業紹介

2014年
事業

東西アジアの相互理解と対話促進

事業概要
本事業は、トルコ、マレーシア、インドネシア、日本各国の有識者が参加し、共通課題の中から、特に「イスラムと民主主義」「イスラムとジェンダー」に関しての議論を行い、東西アジアの交流と対話促進を図ることを目的としています。
事業活動
単年度事業として以下の内容を実施しました。

1.国際会議準備会合(2014年6月 ジャカルタ)
マレーシアからアンワル・イブラヒム元副首相、ヌリ・イッザ国会議員、インドネシアからイマ・ハビビセンター理事、トルコからタハSETA理事長、日本から池内東大准教授、待鳥京大教授が参加し、国際会議において議論の下敷きとなる「ムスリムと民主主義」のコンセプトについて議論が行われました。その結果、「ムスリム国の非ムスリムへの対応」と「非ムスリム国のムスリムへの対応」という2つのテーマが決定し、これらのテーマをもとに国際会議の準備を進めることとなりました。


2.国際会議開催(2014年11月 マレーシア 参加者:300名)
東西アジアにおけるムスリムと民主主義について、準備会合で決定されたテーマに基づき、トルコ、マレーシア、インドネシア、英国、日本の研究者と実務家を一同に会する国際会議を開催しました。東西アジアのムスリムと民主主義について日本の視点を交えた議論が行われ、準備会合の出席者に加えて、ジャファール・マレーシア政策研究所理事長、タイよりスリン前ASEAN事務局長、白石隆政策大学院大学学長などが参加しました。


事業実施者 笹川平和財団 年数 1年継続事業の1年目(1/1)
形態 自主助成委託その他 事業費 24,737,545円
ページトップ