事業紹介

2017年
事業

378 日中有識者交流

事業実施者 笹川平和財団 立徳共識網絡伝媒科技有限公司 年数 3年継続事業の1年目(1/3)
形態 自主助成委託その他 事業費 8,000,000円
2017年度 事業計画

当財団が立徳共識網絡伝媒科技有限公司(鈍角網)および日中両国の有識者の協力を得て、国民同士の相互理解の促進に資する情報提供の努力を続ける。具体的には以下の内容を実施する。

 

1.中国の有識者招へい交流
中国の政治外交、経済、法律、社会などの分野で影響力のある学者や専門家を6名程度日本に6日間招へいし、東京で公開セミナーを開催するほか、日本人学者との意見交換と地方都市の視察交流を実施する。

 

2.日本の有識者訪中交流
当財団が日本国内の政治外交、経済、法律、社会等の分野の学者や専門家4名程度を組織して4日間中国を訪問する。立徳共識網絡伝媒科技有限公司(鈍角網)が人選した中国国内の関連分野の研究者や専門家と日中両国が抱えている重要課題について検討するセミナーを北京で開催するほか、中国を理解するための視察や交流を行う。

 

3.事務局活動
当財団と立徳共識網絡伝媒科技有限公司(鈍角網)が日中双方の事務局となり、両国内における視察や交流およびセミナーの開催に係る企画調整、人選、相互訪問、報告書作成、情報発信などの関連作業を行う。中国国内の関連業務を中国の立徳共識網絡伝媒科技有限公司(鈍角網)に委託する。

「日中有識者交流」中国の研究者が来日

 笹川日中友好基金では、日中両国の国民に相手国や相手国民を理解するための情報や知識を提供し、相互理解の環境づくりに寄与することを目的に、2014年度から日中有識者の対話と交流事業を実施しています。本事業は、両国内で影響力のある国内問題や国際問題の有識者を中心とした交流により、相互理解のための民間対話チャンネルの拡大と有識者間の緊密な人脈形成を図り、両国に対し情報や知識の発信を行うものです。

 2017年度の中国の有識者の招聘交流プログラムでは、11月6日から六日間の日程で、中国の冷戦研究、北朝鮮問題研究、アメリカ研究及び旧ソ連やロシア研究の第一線で活躍し、政策決定や輿論形成に影響力を持つ中国人研究者グループを招へいし、「北朝鮮の核危機と北東アジア情勢の行方」と題する講演会を実施しました。北朝鮮の核・ミサイル開発で緊迫する北東アジア情勢が注目される中、中国人有識者と日本人パネリストが熱く議論し、会場の参加者とも意見交換ができました。

 一行は、山口県の萩、下関、福岡県の小倉を視察したのち、11日福岡空港から帰国しました。

講演会プログラム.pdf

 

 

 講演会の様子yushikisha3.JPG

 

講演会会場の様子  

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中国側講演者たち

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萩・松下村塾(吉田松陰私塾)を訪問

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下関・赤間神宮にて

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