事業紹介

2003年
事業

238 日中若手歴史研究者会議

事業内容

 

日中の若手歴史研究者の英知を結集し、歴史認識をめぐる日中間の諸問題の解決と、相互不信を払拭するための新しい枠組みの提示を目指す事業です。

 

本年度は、日本人、中国人、在日中国人若手学者による研究発表会と、先輩研究者をゲストに迎えた講演会と意見交換会を行いました。

 

また、日中双方の学者が相手国の大学で講演し、相手国の研究会にゲストとして参加しました。

 

さらに2004年3月19、20日、中国の浙江大学で「日中若手歴史研究者会議」と題するシンポジウムを開催し、日中両国の関係者約40人が、主に日本の歴史研究方法と日中間の歴史認識問題の解決方法などについて意見交換を行いました。

 

加えて、問題意識や情報の共有のため、シンポジウムの内容をベースに、研究資料集も作成しました。

 

これまでの成果を踏まえ、日中近代史における主要な争点を取り上げて、基礎資料、双方の主要論点、若手歴史研究者の解説を内容とするハンドブックの作成にも着手しています。

事業実施者 笹川平和財団 中日歴史研究者会議実施委員会(中国) 年数 5年継続事業の3年目(3/5)
形態 自主助成委託その他 事業費 3,433,789円
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