事業内容
本事業は、中国改革開放30年と日中平和友好条約締結30周年に向けて、この30年の日中交流の実績を中国人の視点から総括・評価し、両国で広く紹介することにより、国民の認識のギャップを埋め、「戦略的互恵関係」の構築に資することを目的としています。
本年度は助成先の社会科学文献出版社が中心となり、中国社会科学院近代史研究所、中日歴史研究センター、日本研究所、天津師範大学、南開大学、北京大学、北京師範大学、南京大学などの日中関係専門家・研究者から成る研究チームを立ち上げました。研究チームは、ワークショップや30年間の日中交流と協力に関する調査研究を行い、研究成果として日中両国で発行予定の『中日交流三十年(仮題)』と題する書籍の編集方針、目次構成、執筆計画などを確定し、執筆作業を進めました。これまでに、政治・軍事、経済、文化・教育、民間、付録などの初稿が提出されています。中国語版は2008年8月に、日本語版は08年度内に発行される予定です。
事業実施者 |
中国社会科学院社会科学文献出版社(中国)
|
年数 |
2年継続事業の1年目(1/2) |
形態 |
自主助成委託その他 |
事業費 |
8,981,270円 |