2016年
事業
日中両国の専門家が戦後欧州の平和と発展の経験について学びつつ、日中の歴史認識、現状と未来について戦略対話を試みようというのが本事業です。2016年度は日中戦争期を中心に一定程度の歴史認識の共有化を図るとともに、日中関係の現状と問題点を整理し、未来志向の日中関係の在り方を検討します。またセミナーやシンポジウムを開催し、メディアを活用した積極的な情報発信活動を実施し、日中関係の改善と未来の協力的な関係を構築するための環境醸成に貢献することを目指します。
→関連事業:笹川日中友好基金2015年度「歴史認識と日中関係の未来」
事業実施者 | 笹川平和財団 | 年数 | 5年 |
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形態 | 自主助成委託その他 | 事業費 | 30,000,000円 |
日中両国の外交、近代史研究、国際関係、マスコミ諸分野の専門家による委員会を結成し、合同会議を開催します。
日中戦争に関する歴史認識をテーマに、日中両国の歴史家が対話し、一定の共通認識の達成を目指しています。
2016年7月15日には「日中戦争の背景と原因」意見交換会を開催し、日中双方の歴史研究者、国際関係研究者が以下などについて意見交換を行いました
欧米諸国の有識者の協力を得て、戦後欧州の平和発展のプロセス、構造、方法などについて学びます。
2016年8月8日には、シートンホール大学のワン・ジョン(汪錚)准教授と、国際トレーニング大学の新井立志教授を迎えて『紛争解決の視角から見た日中の歴史和解』と題した講演会を実施する予定です。
くわしくは…
日中両国民の意識調査を実施し、調査の結果を参考して日中関係の現状を分析し、問題点を確認・整理し、理解を深めます。