海洋政策研究所では、2004年に「海洋白書」を創刊し、わが国の海洋問題の総合的・横断的取り組みに資するため、多方面にわたる海洋・沿岸域に関する出来事や活動を「海洋の総合的管理」の視点に立って分野横断的に整理・分析し、3部構成でとりまとめて毎年刊行しています。
白書第1部では、その年々の海洋をめぐる取組みからテーマを選定し、課題を深掘りするとともに今後の展望などを特集しています。
第2部 日本の動き、世界の動きでは、1年間の海洋にかかわる出来事をとりまとめて、紹介しています。
第3部 参考資料・データでは、第1部でとりあげられた国内外の資料を紹介しています。
そして2019年からは、冒頭に巻頭特集を追加しました。
海洋の様々な分野への取り組みが活性化してきている今、海洋に関心を寄せる皆様にぜひ一読をお勧めします。
また、2018年版より英文概要版を発行しました。あわせてご活用願います。
19冊目となる『海洋白書2022』は、「これからの10年が海の未来を決める」と題し、コロナ禍の続く中にあっても国際社会で留まることなく議論されている様々な海洋問題について、巻頭インタビュー、コラム、図解を通して紹介しています。
『海洋白書』英文版は、国際社会でも関心が高まっている日本をはじめとする国際的な海洋政策の動向について解説する資料となり、海洋の諸問題に対して各国のさまざまなステークホルダーに理解を深めていただくことを目的として、2018年より作成しております。