海洋白書 2021

海洋白書 2021

 海洋政策研究所では、国内外の海洋・沿岸域に関するさまざまな出来事や動向を総合的・横断的にまとめた『海洋白書』を2004年に創刊し、これまで毎年刊行してきました。海洋白書は、最新の話題に合わせて毎年構成を見直しており、定型にはまらない章立てが特色のひとつです。中高生から専門家、政策決定者に至る幅広い読者に活用いただけるよう工夫をしています。18冊目となる『海洋白書2021』は、2020年の1年間の話題を中心に国内外の海洋の諸問題を分野横断的に整理し、概観しております。

海洋白書2021_表紙海洋白書2021_巻頭特集
 海洋白書2021巻頭特集

『海洋白書2021』は、コロナ禍の1年にあって少しでも明るい話題を届けようと、第1章のテーマを、今年から開始された『国連海洋科学の10年』としました。そして、巻頭特集では、『国連海洋科学の10年』が目指す7つの社会的成果のひとつである「夢のある魅力的な海洋」に注目し、民間による深海探査への挑戦をテーマにインタビュー記事を掲載しました。続く章でも、コロナ後を見据えた話題の提供を意識しました。例えば、政府が推進する2050年までの温室効果ガス排出実質ゼロ化に向けた動きとして、洋上風力発電ビジネスや、ゼロエミッション船の研究開発などの海洋分野での取組みを紹介しています。
第2部の日本の動き、世界の動きでは、2020年の国内外の海洋の動きを振り返り、日誌形式でまとめています。コロナ禍にあっても、オンラインを駆使して、様々な取組みが国内外で行われました。国際的には、ウェビナーという新しい形式での会議が多く開催されている様子が見られます。第3部は、第1部・2部の資料集となります。
 刊行にあわせて電子版(PDF)を公開します。下記の『海洋白書2021』の構成からダウンロードできます。

『海洋白書2021』(ISBN 978-4-88404-363-6 ※本号はファイルサイズが大きく一括ダウンロード版はございません)
はじめに・目次
巻頭特集 新しい海洋科学の10年
第1部 海洋をめぐる取組み
第1章 国連海洋科学の10年始動
 第1節 『国連海洋科学の10年』始動
 第2節 「海しる」の新たな展開
 第3節 海洋リテラシーの展開に向けて
第2章 コロナ禍の2020年
 第1節 コロナ禍のクルーズ船
 第2節 外航海運業への影響とウィズコロナ時代の対応
 第3節 水産業への影響
 第4節 コロナ禍が海洋安全保障に及ぼした影響
 第5節 離島への影響
第3章 ブルーリカバリーに向けて
 第1節 2050年排出実質ゼロに向けて -海洋からの貢献
 第2節 海洋プラスチックごみ対策の進展
 第3節 生物多様性に関する新たな国際枠組みの合意に向けて
第4章 海洋産業の見通し
 第1節 「洋上風力産業ビジョン」2040年の導入目標
 第2節 改正漁業法の目的とロードマップ
 第3節 造船業界の次世代に向けた取組み
 第4節 横浜市が目指すブルーリソース
第5章 海洋の安全
 第1節 わが国をとりまく海洋安全保障
 第2節 モーリシャス沿岸の日本関連船舶による油濁事故
 第3節 東日本大震災から10年
第2部 日本の動き、世界の動き
第3部 参考資料・データ
執筆者等

【印刷版販売元】
発行:2021年4月18日、(株)成山堂書店(TEL:03-3357-5861)
定価:本体2,200円(税別)/ISBN978-4-425-53168-4
販売:全国の書店等でお求めいただけます。

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