笹川平和財団海洋政策研究所は、「海洋の母」と讃えられた故エリザベス・マン・ボルゲーゼ教授の著作"The Oceanic Circle: Governing the Seas as a Global Resource"を邦訳した『海洋の環―人類の共同財産「海洋」ガバナンス』を刊行しました。 本書は、海洋の総合管理(オーシャン・ガバナンス)に関する世界で最も影響力のある著書のひとつであり、また地球環境と人間社会に対する深い洞察に基づいて書かれています。海洋の問題に対して私たちはどのように対処していかなければならないかを考える上で多くの示唆に富んでいます。ぜひ海の問題について関心のある多くの方々に本書をお読みいただけますと幸いです。