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【海の論考 OPRI Perspectives】第16号「日本における海洋リテラシーの普及に向けて」小熊幸子

2021.02.03

笹川平和財団海洋政策研究所 (OPRI) では、OPRIの研究員を中心に海洋に係る国内外のさまざま動きを分析し発信する、海の論考「OPRI Perspectives」を発行しております。

第16号はOPRI研究員の小熊幸子による論考「日本における海洋リテラシーの普及に向けて」です。


要旨
海洋の複雑な問題、そして海洋の健全性の影響について、人々が共有する際に課題となるのは、海をどのように理解し認識するかである。私達の生活や思考、行動を転換するよう社会を導き、海洋を持続可能なものとするには、海洋に対する教養の深い人、つまり「海洋リテラシーのある人」であることが求められる。代表的な海洋リテラシーのドキュメントである "Ocean Literacy" をもとに、「万人のための海洋リテラシー」として2017年に作成された "Ocean Literacy for All" は、SDG14をはじめとする持続可能な開発目標の達成に向けて、2021年からの国連海洋科学の10年において世界的な普及を目指している。日本においても、海洋に関する共通教養として日本人が持つべき知識を改めて確認し、日本の海洋リテラシーとして整備する必要がある。国連海洋科学の10年を、日本における海洋リテラシーの整備・普及の契機とし、個々人が海洋リテラシーを学び海洋を理解することで、持続可能な海と共生する日本になることが期待される。


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