大陸棚限界委員会に対する各国の申請状況

モーリシャス及びセーシェルの共同申請(2008年)

モーリシャス及びセーシェルの共同申請

2008年12月1日、モーリシャス及びセーシェルは、国連事務総長を通じ大陸棚限界委員会に対して共同申請を提出しました。この2カ国が共同申請を提出したことが、国連事務総長によって、全国連加盟国に通知され、申請のエグゼクティブ・サマリーが公表されました。他国からの見解を示す文書は、現在のところ、提出されていません。

モーリシャス及びセーシェルは、エグゼクティブ・サマリーの中で、次の点を述べています。

  1. この申請は、2カ国による共同申請であると同時に、マスカレン海台(Mascarene Plateau)海域に関する部分申請である。
  2. この他の海域についてはモーリシャス、セーシェルがそれぞれ個別に、後の段階において申請を提出する予定である。

モーリシャス及びセーシェルの共同申請のエグゼクティブ・サマリーは、下記サイトで閲覧することができます。

2009年3月~4月に開催された第23回大陸棚限界委員会の会期中に、モーリシャス及びセーシェルから代表が参加し、申請の内容についてのプレゼンテーションを行いました。2010年3月〜4月に開催された第25回大陸棚限界委員会において、モーリシャス及びセーシェルの共同申請を審査する小委員会が設置され、審査が開始されました。

2011年3月~4月に開催された第27回大陸棚限界委員会における全体会合において、モーリシャス及びセーシェルの共同申請に対する勧告が採択されました。勧告の要約版が、大陸棚限界委員会の上記ページに掲載されています。

 

モーリシャス、セーシェルの周辺図

モーリシャス及びセーシェルの共同申請

出典:米国商務省海洋大気庁地球物理センター(NGDC)提供のETOPO1 データ
Amante, C. and B. W. Eakins, ETOPO1 1 Arc-Minute Global Relief Model: Procedures, Data Sources and Analysis, National Geophysical Data Center, NESDIS, NOAA, U.S. Department of Commerce, Boulder, CO, August 2008.

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