2018年05月21日

第7巻2号

今号の論説は、「北方領土問題の歴史と諸権利(1)」、「公式認定最重要史料の「釣魚臺」、尖閣ではなかった」、「竹島問題に関する日韓両国政府の見解の交換について(下)」、の三本で、北方領土・尖閣諸島・竹島問題に係るユニークな視点から島嶼領土について論じています。

巻末に我が国が行った唯一とも言える公的な尖閣諸島調査活動の実態を、調査隊のリーダーが報告する「旧沖縄開発庁尖閣諸島利用可能性調査の経緯」を、貴重な現場写真とともに掲載しました。

米国研究者からの寄稿として、排他的経済水域を利用する際に生じうる国際法上の問題点の指摘を行った「排他的経済水域における軍事活動」「海洋安全保障時代における海上法執行活動と情報」、そして「島嶼の発見」に関わった「海賊」の存在を指摘する「島嶼の発見と海賊」を掲載。「国際判例紹介(12)」では、カナダと米国の海峡境界の画定問題について取り上げています。

目次


1 論説


北方領土問題の歴史と諸権利(1)試し読みする(PDF)
髙井 晉


公式認定最重要史料の「釣魚臺」、尖閣ではなかった試し読みする(PDF)
いしゐ のぞむ


竹島問題に関する日韓両国政府の見解の交換について(下)試し読みする(PDF)
藤井 賢二



2 インサイト


排他的経済水域における軍事活動──東アジアの焦点試し読みする(PDF)
ラウル(ピート)・ペドロゾ


島嶼の発見と海賊試し読みする(PDF)
島田 征夫


海洋安全保障時代における海上法執行活動と情報試し読みする(PDF)
ダグラス・ギルフォイル


国際判例紹介12-メイン湾境界画定事件試し読みする(PDF)
佐々木 浩子




3 島嶼問題コラム


旧・沖縄開発庁の尖閣諸島利用開発可能性調査の経緯試し読みする(PDF)
藤田 宗久





編集後記

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